三島駅南口、友デンタルクリニック・浅井です。
例えば、乱杭歯(叢生)は、歯と顎の大きさの間に発生する不調和(ディスクレパンシー)が原因です。遺伝的な理由や咀嚼(噛み砕く)力の低下による顎骨の発育不全による場合などがあります。上顎の場合は、犬歯が後から生えてくる為八重歯になりやすいのが特徴です。
治療法としては、歯が歯列内に収まるすき間を作る為に、顎を拡げるか抜歯をするか、または歯のきわの部分を削るなど行います。いずれにしても、年齢に関係なく、矯正治療は可能です。
また、加齢現象として、歯は日々少しずつ動いています。年齢と共に隣の歯の間がすり減って奥歯の方から前の方にだんだん傾いてきます。これに歯を支えている歯肉が歯周病などにかかってくると、それ以上に歯は動き歯肉の腫れなどによって影響を受け、とんでもない乱杭歯となってしまいます。
歯周病の予防と治療、そしてお口の清掃はとても大事なことになり、通常の歯ブラシの他に歯間ブラシやデンタルフロスなどを駆使してケアをしっかりすることです。
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歯ぐきがだんだんと下がり、歯と歯の間がすいてくると、自覚症状としては「歯と歯の間に物がつまりやすくなった」とか「歯がすいて息がもれてしゃべりにくい」とか「歯と歯の間からつばが飛んで困る」等があります。また、歯と歯ぐきの境目あたりがピリッとしみる知覚過敏が生じます。
しかし、歯周病にかかりますと、歯を支えている骨が溶け、それに伴って歯ぐきも下がってしまいます。その場合は、歯周病の治療をしっかりと受け、メンテナンスとして原因となるプラーク(歯垢)を付着させず、付着しても速やかに取り除く方法<ブラッシングやフロス(糸ようじ)、歯間ブラシ等>を習慣づけ、からだにプラークに負けない抵抗力をつけることです。
その他、不適切なブラッシングや食物の圧入によって歯ぐきが下がってしまうこともあります。
また、歯ぎしりや噛みしめなどの強い力が働くことによって、歯ぐきが下がることもあります。
気になる症状があれば、いつでもご相談ください。
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福島原発の事故以来、放射線被ばくへの関心が高まり、医療に使われるエックス線撮影について心配される方が増えているように思われます。一般的には、歯科(医療機関)で撮られるエックス線検査は心配ありません。
皆さんはシーベルトという言葉を聞いたことがありますか?
シーベルトとは、被ばくが人体に与える放射線の影響の単位です。人は大気や大地、食品などから自然放射線を受けています。日本人は平均して年間1.5ミリシーベルトくらいです(世界平均は2.4ミリシーベルト)。例えば、200グラムの牛肉を食べると0.012ミリシーベルト、1日1リットルのお茶を1年間飲み続けると0.02ミリシーベルト被ばくします。
それに比べ歯科の顎全体のエックス線を撮った時の被ばく量は0.03ミリシーベルト、小さな歯科用のエックス撮影では0.01ミリシーベルトと決して人の健康に影響するほどの被ばく量ではありません。ちなみに、集団検診で行う胸と胃のエックス線撮影はそれぞれ約0.06ミリシーベルト、0.6ミリシーベルトです。
現在日本人の1年間の被ばく限度量は、自然放射線を除き1ミリシーベルトとされています。この中には医療用に用いられた放射線量は含まれません。それは疾病の早期発見や的確な診断、そして治療に使われる放射線はマイナス面よりプラス面のほうがはるかに大きいからです。
医療機関でのエックス線撮影は安心して受けてください。
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舌の上が白くなることはありませんか?
その正体は、舌苔とよばれる細菌や食べかす、剥がれた粘膜カスなどが付着したもので、歯の表面につく歯垢(プラーク)と同じようなものです。健康な人でも舌の表面はうっすらと白く舌苔で覆われていますので舌苔自体は心配ありません。
しかし、舌苔の量が異常に多くなると、口臭の原因となることがあります。
多くなる原因としては、口腔内の清掃状態がよくない場合や口の中が乾燥している場合、風邪などで体調が悪い時や飲みすぎ食べすぎなどで胃腸が弱っている場合などです。
舌苔の量が多い場合は除去が必要になります。最近はドラックストアなどで舌苔を除去する専用の舌クリーナーなども売られていますが、こすりすぎて舌の表面を傷つけないように舌苔の取りすぎだけには十分ご注意ください。最も簡単な舌苔除去法は舌の表面を上あごの粘膜に押し付けて前後左右に動かす方法です。これだけでもかなりきれいになりますし、舌を傷つける心配もありません。
ご自身での判断で難しい場合はご相談ください。
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一般的に歯にしみる症状があると、虫歯かなと心配になることがありますが、虫歯でなくてもしみることがあります。
その場合は知覚過敏が疑われます。
知覚過敏とは、歯が削れたり歯肉が下がったりして歯の刺激に敏感な部分が露出すると起きやすく、電気が走るような瞬間的な痛みが特徴です。この痛みは、唾液中のカルシウムや歯髄の働きによって和らいでくることもあります。
主な原因としては、歯ぎしり、かみ合わせ、間違った歯ブラシの使用が考えられます。
治療方法として患部へのフッ素塗布、コーティング、レーザー治療、また知覚過敏が重症になってしまった場合、神経を取ることもあります。ただ、一般的な検診においてはエックス線検査などの精度の高い情報がないので、歯と歯の間の見えにくいところの虫歯や歯周病の進行によって歯茎が下がっているケースもあります。
安易にご自身で判断すると治療が遅れてしまったり、悪化したりする原因となりますので、そのような症状がある場合はご相談ください。
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歯を白くするにはホワイトニングという方法がありますが、ホワイトニングとは、薬剤を歯の表面に塗布して歯を漂白する方法で、歯を削らない処置方法です。ホワイトニングには医院て行うオフィスホワイトニングと、家庭で行うホームホワイトニングとがあります。両者ともに歯科医院に行き、処置・指示を仰ぐ必要があります。
現在当院ではホームホワイトニングでの対応になりますが、ホームホワイトニングとは、歯科医院にて歯型を採り、カスタムトレーを作成、歯科医師の指示に従い、患者さん自身が自宅にてトレーの内側に専用漂白剤を塗布し、一定時間トレーを装着して歯の漂白を行うというものです。
ホワイトニング後に後戻りすることがあり、この場合、再度短期間のホワイトニングを行うことで、確実な漂白効果が得られます。輝く白い歯を保つには歯のお手入れが重要で、ホワイトニング後の管理も含めて、歯科医院にて定期的に診てもらうことをお勧めします。
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親知らずは智歯とも呼ばれ、1番奥にある歯で、他の歯よりも遅く生えてきます。また、親知らずがもともとない人もいます。
親知らずは、生えるスペースが不足すると、斜めに生えたり横に向いたりして、うまく生えないことが多くあります。まっすぐ生えても1部歯肉が覆っていることもあります。そのため、食べカスがたまり汚れ、親知らずの周りの歯肉が炎症を起こしやすくなります。
下顎の親知らずでは炎症が広がりやすく、口が開きにくくなり、飲み込みにくくもなります。一度不潔になるとなかなかきれいにならないため、抵抗力が低くなった時などに、炎症が繰り返します。そのため抜歯した方がよいと思います。
もしそのようなことでお悩みの方は、ご相談下さい。