知覚過敏について②
こんにちは。三島市・友デンタルクリニック伊東です。
前回に続き、知覚過敏について書いていきます。今回は治療法についてですが、詳しくお話するととても長くなってしまうので、ここでは箇条書きにしていくつか簡単に挙げていきたいと思います。
治療法は、具体的に以下のものなどが挙げられます。
①再石灰化を促す
これは比較的軽度なものに言えると思います。軽度な知覚過敏であれば、唾液の作用による再石灰化により象牙細管の表面が封鎖され、それにより特に処置をすることなく、気がついたら症状が消失している、などということがあります。再石灰化を促進するためには、歯垢をブラッシングなどできれいに落とすこと、唾液が充分に歯の表面に接触するようにしておくこと、またフッ素や薬用ハイドロキシアパタイトを配合した歯みがき剤を使用することなどが効果的と言われています。
②神経の興奮を抑制する
硝酸カリウムという成分がこのような働きをすると言われており、歯磨き粉に含まれているものもあります。これを継続的に使用することで神経の興奮を抑え、知覚過敏に効果があると言われています。
③象牙細管を封鎖する
これは①に似ていますが、実際に象牙細管を封鎖することのできる物質を用いて直接的に塞いでいく方法です。歯磨き粉にもこのような効果があるものもありますが、歯科医院で専用のお薬を塗布することができます。後者の方がより効果的と言われています。
④露出部位を被覆する
これも③に近いものですが、お薬ではなく、接着剤やプラスチックのような材料を用いて樹脂による被覆を行います。実際に歯質に欠損がある場合などは、同時にその欠損部位を埋めることも出来ますので、こちらの方法を取ることも多いかと思います。
⑤神経を取る
これは最終手段と言えるかもしれません。知覚過敏はほとんどが一過性の痛みですが、痛みが長く続いたり、その程度が非常にひどい場合などは神経の炎症が疑われます。また、どの方法を試しても効果が見られず、その痛みにより日常生活に支障が出る場合にこの方法を最終手段として提案することがあります。
その他現在ではレーザーによる治療なども行われているところもあります。
知覚過敏に確実な予防法はないと言われています。強いて言うなら、象牙質の露出を防ぐこと、つまり、虫歯や歯周病、あるいは酸蝕症の予防や、間違ったブラッシングを行わないことなどが挙げられるかと思います。
当院でも知覚過敏に対する治療として薬剤の塗布やプラスチックを用いた被覆などを行なっております。お悩みの方は一度是非ご相談ください。



