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ビスホスホネート製剤服用中の抜歯について

三島駅南口、友デンタルクリニック・浅井です。

ビスホスホネート系薬剤と関連する顎骨壊死の報告は2003年より報告され、以降、海外においては2006年4月までに2005例以上の症例が確認され、日本では2006年から詳細な症例報告がなされてきています。

この薬剤には、注射薬と内服薬とがあります。注射薬は悪性腫瘍(がん)の骨への転移、急性腫瘍による高カルシウム血症、内服薬は骨粗しょう症に対する治療に用いられており、これらの病態に対して非常に有用ですが、極めてまれに投与を受けている患者さんにおいて顎骨壊死が生じたとの報告があります。内服薬と比較して注射薬で発生しやすいと考えられています。ビスホスホネート系薬剤で障害がおこると、組織障害、組織への血液供給不足を生じ、骨壊死が起こるとされています。

ビスホスホネート系薬剤に関連した病変が生じる部位は、現在のところ、あごの骨に限られています。ただ、一度発症すると完全に治癒するのは困難な場合があります。従って、日ごろの予防が極めて大切です。

投与中の歯科治療では可能な限り保存治療を施術し、どうしても抜歯などの必要がるときは処方医に相談し、顎骨の状態、原疾患の状態を併せて考え、薬剤の一時中止、または継続下に抜歯するかを慎重に決めます。