乳歯が癒合歯の場合の注意点は…。
三島駅南口、友デンタルクリニック・浅井です。
乳歯は3才頃までに20本生えそろうのが通常ですが、2本以上の歯がくっついた状態で生えてくるものを「癒合歯」と呼び、前歯によく見られます。
形態としては、ちょっと幅が広めに見えるといった状態から、2本がぴったり並んで生えているように見えるもの、1本がねじれてついているようなものとさまざまです。前歯は本来ヘラのような平らな形をしていますが、もし癒合部にくっついたための溝があると、そこから虫歯になって、治療が難しくなる場合があります。
また、乳前歯は6才前後に生え変わりの時期を迎えますが、癒合歯では歯根の吸収がうまくいかないため、永久歯の萌出が遅れたり、萌出位置の異常が起きることもあります。さらに、生え変わる永久歯自体も①永久歯も癒合歯②2本ある③小さい(矮小歯)④1本もない(先天欠如)、といった場合が考えられ、対応が必要になることがあります。
生え変わりをすぐに心配するという必要はないのですが、早いうちから歯科受診をし、まずは虫歯予防に努めることが重要だと思います。場合によっては、癒合部の溝を埋めるような予防処置を行った方がいい場合もあります。



