歯科治療時のエックス線撮影の安全性
三島駅南口、友デンタルクリニック・浅井です。
福島原発の事故以来、放射線被ばくへの関心が高まり、医療に使われるエックス線撮影について心配される方が増えているように思われます。一般的には、歯科(医療機関)で撮られるエックス線検査は心配ありません。
皆さんはシーベルトという言葉を聞いたことがありますか?
シーベルトとは、被ばくが人体に与える放射線の影響の単位です。人は大気や大地、食品などから自然放射線を受けています。日本人は平均して年間1.5ミリシーベルトくらいです(世界平均は2.4ミリシーベルト)。例えば、200グラムの牛肉を食べると0.012ミリシーベルト、1日1リットルのお茶を1年間飲み続けると0.02ミリシーベルト被ばくします。
それに比べ歯科の顎全体のエックス線を撮った時の被ばく量は0.03ミリシーベルト、小さな歯科用のエックス撮影では0.01ミリシーベルトと決して人の健康に影響するほどの被ばく量ではありません。ちなみに、集団検診で行う胸と胃のエックス線撮影はそれぞれ約0.06ミリシーベルト、0.6ミリシーベルトです。
現在日本人の1年間の被ばく限度量は、自然放射線を除き1ミリシーベルトとされています。この中には医療用に用いられた放射線量は含まれません。それは疾病の早期発見や的確な診断、そして治療に使われる放射線はマイナス面よりプラス面のほうがはるかに大きいからです。
医療機関でのエックス線撮影は安心して受けてください。



