義歯が合わない場合
三島駅南口、友デンタルクリニック・浅井です。
歯槽骨(土手の粘膜の内側にある骨)は、長ずるに従い少しずつ吸収されますが、合わない義歯を長年入れていると吸収は助長され、義歯床と粘膜の間に隙間ができてゆるくなり、食物残渣(食べかす)が入り不潔になり細菌が繁殖して炎症を起こします。
長年の不良な噛み合わせによって歯が摩耗し、すり減ってくると、上下的な高さが失われて噛み合わせが変化してしまいます。
今まで噛んでいた場所が低くなって噛み合わないため、噛みやすい場所を探して噛もうとし、あっちこっちに痛みが出るようになり、褥瘡(傷)ができ、噛む時とても痛くなります。
がんや骨粗しょう症の治療薬として、ビスフォスフォネート系の薬剤の投与を受けた方の褥瘡は難治療になります。
また、あまりに吸収が進み歯槽骨が薄くなっていると、骨内にはいろいろな神経が走行しているため義歯が圧迫して痛くなっている可能性もあります。痛い部分の義歯を削り、当たらないようにしてダメージを受けた神経の再生を待ちます。
上下関係のしっかりした嚙み合わせに治したうえで、ティッシュコンディショナーと呼ばれる軟性の弾性裏装材で裏打ちをしながら粘膜面を治癒させ新しい義歯を作成するのが一般的です。



